スーパーフードとはどのような食品ですか?
スーパーフードとは、明確な定義は特にありませんが、たんぱく質やミネラルや、良質な油、抗酸化成分などが多く含まれている食品やある特定の健康に有効な成分の含有量が飛びぬけて多いもの、極少量でも栄養効果や健康に良い成分を効率的に摂れるもの、という見解です。
始まりは、1980年代頃にアメリカやカナダで食事療法を研究する医師や専門家の間で、有効成分が飛びぬけて多い食品を「スーパーフード」と呼んだことでしょう。
また、アメリカの医師、スティーブン・プラッド氏が2004年に出した「スーパーフード処方箋〜あなたの人生を変える14の食品〜」という著書が大きく栄養を及ぼしました。
では、具体的にはどのような食品が現在、スーパーフードと呼ばれているのでしょうか。特におすすめのものを2つ紹介しましょう。
1つ目は、ココナッツオイルです。
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体脂肪になりにくい油、エネルギー源になりにくい油として知られています。血糖値の上昇を抑える作用や炎症を抑える作用、認知症を予防効果などが報告されています。
コーヒーに入れたり、バター代わりにパンに塗ったりするのが手軽な使い方です。
2つ目は、チアシードです。
南米原産のシソ科の種子です。
オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。
その量はクルミの1.7倍です。
食物繊維は大さじ1杯(10g)で3.4gも含まれていて、レタスの31倍です。成人女性の食物繊維の1日目標量は17g以上ですので20%が大さじ1杯で摂れます。
そのほかカルシウムや鉄、マグネシウムなども多いです。
水を銜えると約10倍に膨らみ種子の周りがジェル状になります。
これは水溶性食物繊維です。
お腹の中で膨らむので満腹感を得られます。
悪玉コレステロールを減らす作用や、便秘の改善、血糖値の上昇を抑える作用があります。
ヨーグルトやフレッシュジュースに入れると手軽に摂れます。